北陸新幹線開業の効果を、次の成長へ
一過性で終わらせない、あわら市の挑戦
北陸新幹線の県内開業は、あわら市にとって大きな転機となりました。
人の流れが変わり、まちの見られ方も、確実に変わっています。
私は市長として、
この変化を一時の追い風で終わらせてはならない、
そう強く感じてきました。
新幹線は「ゴール」ではなく「スタート」
新幹線が開業すれば、すべてが良くなる。
そう考えてしまえば、そこで思考は止まってしまいます。
私が大切にしてきたのは、
新幹線をどう使い、どう生かし続けるか、という視点です。
新幹線は目的ではなく、手段。
その先に、市民の暮らしや地域経済の成長がなければ意味がありません。
芦原温泉駅を「通過点」にしないために
新幹線開業によって、芦原温泉駅は、
あわら市の「玄関口」としての役割を担うことになりました。
しかし、降りた人がそのまま別の地域へ向かってしまえば、
まちに効果は残りません。
私は、駅前で人が滞在し、
次の行動につながる仕掛けをつくることが重要だと考え、
駅前空間の活用やイベント、情報発信に力を入れてきました。
温泉地と市内全域へ、流れを広げる
あわら市の魅力は、温泉だけではありません。
自然、農業、食、文化、そして暮らしそのものが、
訪れる人にとっての価値になります。
だからこそ私は、新幹線で訪れた人が、
温泉地だけでなく、市内各地へ足を運ぶ流れをつくることを意識してきました。
市内全体が舞台となる観光へ。
それが、地域全体の活力につながっていきます。
観光は「暮らし」と対立しない
観光を進めると、
暮らしが置き去りになるのではないか、
そんな不安の声もあります。
私は、観光は市民の暮らしと対立するものではないと考えています。
観光で得られた活力が、
商業や雇用、地域活動に還元される。
その循環をつくることが、行政の役割です。
市長としての判断
新幹線開業効果をどう生かすか。
その判断には、短期的な成果と、長期的な視点の両方が求められます。
私は、
今だけ良ければいい施策ではなく、
次の世代にも意味を持つ取り組みかどうかを基準に、
判断を重ねてきました。
次の4年に向けて
新幹線開業という大きな変化を、
まちの成長へとつなげていくために。
人の流れを、定着へ。
一時の賑わいを、持続する力へ。
次の4年も、市民の暮らしを軸に据えながら、
北陸新幹線の効果を最大限に生かす市政を進めてまいります。
*イラストはイメージです
