災害に備えた、安心・安全のあわら市へ
「備え」を日常に積み重ねるまちづくり
市長として、市政を預かる中で、私が決して軽く考えてこなかったテーマがあります。
それが、災害への備えです。
災害は、いつ起きるか分かりません。
だからこそ、平時からどれだけ準備ができているか。
その積み重ねが、市民の命と暮らしを守ることにつながると、私は考えてきました。
災害は「特別な出来事」ではない
令和6年1月に発生した能登半島沖地震は、私たちに多くの教訓を残しました。
あわら市も、決して例外ではありません。
地震、豪雨、大雪など、この地域が抱えるリスクを前に、
「起きてから考える」では遅いと、あらためて感じました。
私は市長として、
災害を日常の延長線上にある現実として捉える必要があると強く認識しています。
命を守るためのインフラ整備
災害時に、市民の避難や救助を支えるのは、
日頃から使っている道路や水道といったインフラです。
国道8号の4車線化、
県道「水口牛ノ谷線」や都市計画道路「南中央線」の整備は、
市だけで完結するものではありません。
だからこそ私は、国や県に対し、
粘り強く、力強く働きかけを続けてきました。
また、上下水道管の耐震化についても、
耐震化率を引き上げ、災害に強い水道インフラの整備を進めています。
普段は意識されにくい分野ですが、
いざという時に市民の命を支える、極めて重要な備えです。
避難所は「安心できる場所」でなければならない
災害が起きたとき、避難所は単なる避難場所ではありません。
不安を抱えた市民が、一定期間生活を送る場所でもあります。
私は、避難所となる施設について、
安全性だけでなく、安心して過ごせる環境であるかという視点を大切にしてきました。
中央公民館の改修や、学校施設の整備は、
そうした考えのもと進めてきた取り組みです。
危機管理体制を、現実に即したものへ
災害対応は、計画や制度があるだけでは機能しません。
実際に動ける体制が整っているかどうかが重要です。
能登半島沖地震への対応を通じて、
市役所内の体制についても見直しが必要だと判断しました。
その結果、新たに「危機管理課」を設置し、
災害対応の司令塔機能を強化しました。
これは、「もしも」に備えるための、現実的な一歩です。
市長としての覚悟
防災・減災は、成果が目に見えにくい分野です。
しかし私は、何も起きなかったこと自体が最大の成果だと考えています。
市長として、
「備えが足りなかった」と言われる事態だけは、決して起こしてはならない。
その覚悟を胸に、地道な取り組みを積み重ねてきました。
次の4年に向けて
安心・安全は、すべての暮らし、すべての挑戦の土台です。
備えがあるからこそ、人は日常を送り、
未来に向かって一歩を踏み出すことができます。
次の4年も、市民の命と暮らしを守ることを最優先に、
責任を持って、市政運営にあたってまいります。
